第５８期　経営事業計画（２０２４年８月１日～２０２５年７月３１日）

『 納得する ！ 』
～ 本気で取り組むために ～

高度経済成長期の日本は「２４時間働けますか！」のキャッチフレーズの通り、企業戦士となり残業するのが美徳だったが、令和に入り、仕事への価値観は大きく変化した。２０２４年４月から施工された働き方改革関連法に伴う“残業時間上限規制”は、建設業（年７２０時間まで）のみならず、物流運送業・医師などがより厳しくなったが、少子化も加速して、顕在する人手不足に加えて、運送の遅延や地域医療の維持などの社会問題が懸念されている。
そのような社会環境下においても、我々、地方中小企業が売上や利益を確保し続けるには、ＤＸやＡＩなどによる生産性向上はもちろん、着実に“歩”を前進させる具体的な行動変容の伴った企業経営を展開しなくてはならない。現在、地方中小企業が置かれている環境は、円安・物価高が進み、景気回復への“逆風”となり、仕事量の減少・競争激化など、日に日に不景気感が増している。
そんななかで今朝“納得する！”を意識して弊社が行動変容を進めていく意味は、日常発生する個々の案件に自分自身が正面から素直に向き合い、しっかりと“納得する”ことを完結していないと、思考意識や行動自体の本気度が薄れ、単に表面上で作業をこなしているだけで、当然、達成するべき目標や成果など出るはずがないからである。
令和６年元旦に震災が発生した能登半島にある石川県羽咋市に鎮座する能登國一之宮“氣多大社”から、毎年いただく毛筆書は“氣”の一文字なのだが、弊社に掲示してあるポスターにも「本気・元気・勇気・根気・やる気」の５つの“気”の言葉が並ぶ。今期こそ、自ら納得して本気で取り組み、自ら課したハードルを越える困難に挑もう！
　
１．あらゆる場面において、個の意志で“納得する”意識行動を徹底実践する。
２．妥協のない管理（人間力・原価・品質・安全・健康）を徹底実践する。
３．愚直にＰＤＣＡサイクル（計画・実施・反省・行動）を徹底実践する。
４．相手目線での ほう・れん・そう（報告・連絡・相談）を徹底実践する。
５．企業挑戦テーマ（組織目標）・プラス１（個人目標）を徹底実践する。

管理本部・・・・人材教育・管理システムの完全運用・業界再編への経営施策
建設事業部・・・顧客目線で提案型思考・工夫した業務推進力・原価管理の徹底
鉄構事業部・・・個の責任感再考・組織としての向上心・妥協のない原価意識
山崎事業部・・・プロの責務完遂力・前向き思考での行動・保有材料の有効活用
　
ＩＳＯ「品質環境方針および目標」（2024.8 ～ 2025.7）
「建設工事に携わる企業として、顧客満足の向上及び環境保全が重大な責務であることを認識し、品質と環境に配慮した継続的な改善を行う」

管理本部・・・・ＩＳＯの再構築
建設事業部・・・技術向上教育の実施で無駄削減
鉄構事業部・・・無駄なエネルギーの低減
 

第５７期　経営事業計画（２０２３年８月１日～２０２４年７月３１日）

『 上積みする ！ 』
～ 着実な成長過程の実感 ～

世界中を騒がせたコロナも一段落し、人が動き出し、観光業・飲食サービス業を中心に活況を取り戻す気配が漂ってきてはいるが、弊社が営む建設業・製造業は景気の波に振り回される業種であり、コロナや原材料価格の高止まりの影響で、プロジェクトの延期や中止が相次いで、仕事量の減少や競争の激化に直面している。とりわけ地方の中小企業は、人手不足も重なり、先行きが見えない厳しい景気状況が続いている。
景気の浮き沈みに一喜一憂することなく前進できる企業体質を目指して、日々の愚直な積み重ねを心がけてきたが、自分では気づかないうちに“順風”での慣れや甘さもあっただろうか、昨今は危機感の欠如が、そのまま結果として露呈してしまっている。積み重ねの重要性は、頭では理解しつつも、事象を素直に受けとめて実践するか否か、残念ながら弊社は道半ばであり、まだまだ成長段階であることは認めざるを得ない。
しかし、我々企業は“逆風”だろうと、着実に“歩”を前進させなくてはならない。“逆風”だからこそ、余計に「上積みする」を常に意識し、具体的な日常行動での成長過程を実感して、より高いステージに立つことが重要かつ必要不可欠なのだと思う。あらためて、厳しい社会情勢だからこそ、初詣で参拝する多気不動尊でいただいた「意思あれば道あり！」の言葉を思い出す。そして未来のために“ＪＯＹＯだから出来ること”を増やして“ＪＯＹＯの価値”を高めることは、企業として愚直に目指し続けたい。
　
１．あらゆる場面において、個の意志で“上積みする”意識行動を徹底実践する。
２．妥協のない管理（人間力・原価・品質・安全・健康）を徹底実践する。
３．愚直にＰＤＣＡサイクル（計画・実施・反省・行動）を徹底実践する。
４．相手目線での ほう・れん・そう（報告・連絡・相談）を徹底実践する。
５．企業挑戦テーマ（組織目標）・プラス１（個人目標）を徹底実践する。

管理本部・・・・人材教育・管理システムの完全運用・業界再編への経営施策
建設事業部・・・顧客目線で提案型思考・工夫した業務推進力・原価管理の徹底
鉄構事業部・・・個の責任感再考・組織としての向上心・妥協のない原価意識
山崎事業部・・・プロの責務完遂力・前向き思考での行動・保有材料の有効活用
　
ＩＳＯ「品質環境方針および目標」（2023.8 ～ 2024.7）
「建設工事に携わる企業として、顧客満足の向上及び環境保全が重大な責務であることを認識し、品質と環境に配慮した継続的な改善を行う」

管理本部・・・・ＩＳＯの再構築
建設事業部・・・技術向上教育の実施で無駄削減
鉄構事業部・・・無駄なエネルギーの低減